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zoom RSS 大麻部山の宮標石

<<   作成日時 : 2015/11/28 14:28   >>

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山行日  2015年11月22日(日)曇り
所在地  岩手県遠野市
標 高  1043.0m


 山椒峠の宮標石を確認後、大麻部山へ向かう。大麻部山には2009年11月26日に登っている。その時には林道途中から積雪があった。山頂で10cm程度の積雪。今年は雪が遅い。山頂にも雪は無いだろう。標石探しには最高の条件が揃っている。今回も同じルートで登ることにする。
 旧宮守村達曽部の白石集会所から林道へ入る。集落を過ぎて林道別れを右へ進む。左カーブの手前で右へ分かれる荒れた林道がある。この地点の西側に標高725.3mの三等三角点「三角森」がある。先にこの三角点を確認してみる。林道入口に軽トラを止めて出発。鞍部までは荒れた林道を歩く。三角点への登りは最初ササ藪があるが、間もなく歩きやすい尾根になる。カラマツの急斜面を登って三角点に到着。三等三角点を確認。周囲に標石、見出標は見えなかった。
 林道へ戻り大麻部山へ向かう。左側アカマツの大木から右の林道へ進む。入口の案内プレートの文字は消えている。約200m進むと路面が荒れていて軽トラでもこれ以上は困難。カーブ路肩に止めて出発する。

↓林道入り口の案内板は文字が消えている
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↓林道入り口付近
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13:08分  林道200m地点出発
 林道は倒木も有りで、最近車は進入していない感じがする。
13:20分  土塁横切る
 林道が土塁を横切る。左の斜面を土塁が下ってきている。見出標は見えない。林班界の表示板が両側の土塁脇に立っている。
 土塁を過ぎると路面にも雑草が茂り、もうこの先車は進入できないだろう。左に土塁を見ながら進む。見出標は見えない。土塁脇の探査は下山の時にすることにして先を急ぐ。

↓土塁を横切る
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↓左に土塁が見えている
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13:45分  稜線上着
 花巻市、遠野市境界線の通る稜線上に到着。969mのピークは下山の時に確認することにする。林道と並行して左に土塁が続いている。土塁上に、見出標を探しながら進む。

↓左の土塁に見出標を探しながら進む
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13:52分  展望地着
 標高980mのなだらかなピークに到着。裸地の広場から南方の視界が広がっている。寺沢山と大麻部山が見えている。前回2009年当時は北方に早池峰山が見えていたが、成長したカラマツに遮られて見えなくなっている。
 広場を過ぎると林道の輪郭が見えなくなる。ササ藪の中に続く歩道状態の林道を進む。

↓展望広場
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↓大麻部山を眺める
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↓林道の輪郭は見えない
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13:55分  分岐着
 林道は右へカーブしてゆく。左に歩道が続いている。前回は右の林道を進み、大麻部山の西斜面から山頂へ登っている。当時は林道の形状がはっきりしていたが、今は笹藪に覆われて踏み跡がわずかに見えているだけ。左の道は市市境界線上を登るルートだからそちらへ進む。
 境界線上の尾根に出ると、背丈を超えるササ藪が歩道に覆いかぶさっている。両手でかき分けながら進む。足元の道はしっかり見えている。

↓ササ藪をかき分けて
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14:07分  コン杭569着
 足元にコン杭があった。近くに見出標569が見つかる。しかしコン杭には番号が消えている。下山の時にはこれより手前にコン杭568が見つかった。568の見出標は見つからなかった。

↓コン杭568
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↓見出標569
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↓コン杭569
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14:20分  界甲一着
 ササ藪のトンネルが終わって間もなく、足元に宮標石が見つかった。北面に「界甲一」南面に宮マーク、そして東面に附馬牛村、西面には達曽部村の文字が刻まれている。この標石は村境標石を兼ねている。
界甲の宮界標がこんなところにあるとはびっくり。今まで見つけた界甲は、猿ヶ石川南側の桧沢山と樺山にあった。この場所から桧沢山との間には、界乙のエリアが広がっている。大麻部山から桧沢山まで、どのようなルートで界甲の界標が繋がっているのだろうか?
 界甲一の見出標は見つからない。この先山頂まで歩きやすい道が続いている。

↓歩きやすい道になる
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↓足元に宮界標
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↓附馬牛村
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↓達曽部村
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↓界甲一座標値
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↓山頂へ向かう
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14:31分  大麻部山山頂到着
 山頂広場に到着。展望はなし。プレートは二枚。二等三角点は浮き上がって傾いている。その脇にコン杭216がある。これは界甲一の続きではないだろう。これは後日の探査で南側の大洞牧場から登って来る界丙の界標であることが分かった。すると界甲の界標は東西どちらかの方面へ下ってゆくことになるのだろうか・・?

↓山頂
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↓プレート
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↓二等三角点
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↓コン杭216
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 山頂周囲を探しても他に標石は見つからない。柱石状の花崗岩が一本転がっているだけ。
急いで下山する。展望広場を過ぎてからは、土塁の両側を探しながら下る。見出標は見つからない。

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 土塁は969mピークの手前で、北から登ってくる土塁と合流している。その交点の北東側の根元に宮界標があった。北面に界丙五六二、南面に宮マーク、そして東面には「字上白石」西面には「字湧水」の文字が刻まれている。こちらの界標は字境界を兼ねている。
 界丙五六二は北方の東峰牧場にあった界丙五四五の続きに違いない。これで三京の界丙五二〇支二から大麻部山の569まで繋がったことになる。そして界丙は569番で終わりということも分かった。そして界丙は216で一旦途切れていることにもなる。
 北から登って来る土塁は大峰牧場、「山椒峠」から。もう一方の南へ下る土塁は、969mピークの南斜面を通って、尾根の876m地点へ向かっている。そして林道を横切り、811m地点へ向かっているのは間違いないだろう。南へ向かう土塁の上を歩いて、下り始める地点まで進んでみる。しかし見出標は見つからない。次に969mピークに登ってみる。こちらにも何もなかった。
 もう15時を回っている。日暮れが早い、探査はこれで終わりにして下山する。15:41分車に戻る。

林道200m地点→37分→稜線上→7分→展望広場→3分→分岐→36分→大麻部山山頂

林道200m地点→1時間23分→大麻部山山頂

↓土塁の交点に宮界標
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↓界丙五六二
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↓字上白石
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↓字湧水
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↓座標値
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↓南へ下る土塁
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↓GPSトラック
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