笠通山の宮標石
山行日 2014年11月24日(月)晴れ
所在地 岩手県遠野市
標 高 869.2m
笠通山には2010年12月に登っている。その時は10cmほどの積雪があったので、山頂の三角点以外の標石には気がつかなかった。その後ネットで宮マークの付いた標石があることに気がついた。一昨年の8月、確認のために登っている。しかし車を出た瞬間からアブの大群にまとわり付かれ、写真を数枚撮って退散している。
木々が落葉して視界が良いこの時期に、再度標石確認に出かけてみることにする。
今回は登山口への最短ルート、長泉寺方面からの林道を利用してみる。国道283号から笠通山南麓の長泉寺へ向かう。長泉寺を右に見て進むと約1.3kmで舗装路は終わる。その先は砂利林道を登る。四駆の乗用車なら登れそうな林道。路面路肩ともに良好。
↓国道283号から長泉寺方面へ進む
↓笠通山を眺める
国道から約3.2kmでT字路に到着。正面に鳥居があり、境内に山神様の石碑が祭られている。右脇にはプレハブ小屋があり、鳥居の左側にあるパイプから、湧水が勢い良く流れ出している。林道下には湧水が流れ込む池がある。林道T字路の右側には駐車スペースがある。
↓T字路の正面に山神神社
↓山神様に参拝する
T字路を左に進み約200mで右に林道が分かれる。登山口への案内はないが、この林道が登山口に続く車道になる。しかし幅が狭く、すれ違いの待避所も少ない。路肩路面ともに荒れ気味なので、乗用車は乗り入れないほうが良い。
そのうえ登山口の駐車場が狭くて、方向転換が困難。車高が高めの軽四駆までだと思う。山神神社の駐車場に止めて歩いたほうが良さそう。今日は軽トラなので登山口まで進入してみる。荒れた林道を約2.8kmで登山口に到着する。
↓右の林道へ進む
↓登山口の駐車スペースは狭い
9:11分 登山口出発
車は他に止まっていない。登山口から尾根まで鉄パイプの手すりが設置されている。赤松混じりの雑木林を登る。登山道は刈払い整備されている。たぶん今年の整備のように見える。
↓登山道を登る
9:18分 宮標石着
山頂稜線の手前で登山道脇に宮標石があった。文字を確認してみると。界乙三四二、裏面に宮マークがある。宮標石発見!登山道の刈払いのおかげで早々に一本目を見つけることができた。標石の写真と座標値を記録しておく。
↓宮標石を見下ろす
↓界乙三四二
↓裏に宮マーク
↓座標値
ひと登りすると山頂稜線の南端に到着。石碑と剣が奉納されている。石碑の文字は読み取れない。この付近で遠方の視界が開ける。東方には遠野市外と六角牛山、その左に権現山、奥には片羽山。南西方向には物見山とその奥に五葉山。南には二郷山、御料局三角点のある角森山。北西方面には和賀山塊が白く見えている。
↓石碑
↓六角牛山方面
↓物見山方面
↓二郷山方面
↓和賀山塊
狭い稜線上の登山道を進むと、二本目の宮標石があった。こちらは界乙三四〇、数字が若くなってゆく。
↓界乙三四〇
↓石碑から界乙三四〇を振り返る
↓界乙三四〇
↓座標値
稜線の鞍部付近に3本目の宮標石があった。こちらは界乙三三九。
↓界乙三三九があった
↓界乙三三九
↓座標値
山頂三角点の手前にも4本目の宮標石があった。こちらは文字がはっきりしない。「村○點一一」村堺點だろうか?笠通山山頂は旧宮守村と遠野市の境界線が通っているから、境界標があってもおかしくはないのだが。はっきり読み取れるのは一一だけ。裏面に宮マーク、側面に文字はない。
↓山頂の手前に4本目の宮標石
↓文字が読めない
↓座標値
↓山頂手前に三笠山の石碑
9:57分 笠通山山頂到着
山頂もきれいに刈り払われている。広場中央に三等三角点がある。その北側に四隅が切り落とされた×刻印の標石も見えている。文字を確認すると柱石南面に御料局三角点が刻まれている。裏面には三等。三等三角点から北に1.6mの距離。予想もしなかった宝物があった。文字確認のため標石の根元を掘ってみると、有刺鉄線が標石に巻きついている。笠通山はかつて馬の放牧場だった・・と言われているが、その当時の牧柵の名残なのだろう。
↓御料局三角点(手前)と奥に三等三角点
↓御料局三角点
↓裏面に三等
↓座標値
↓山頂の石碑には出羽の文字
これで笠通山に御料地があったことが確認できた。この先の宮標石がどうなっているのだろう?尾根を北に向かって下ってみる。少し下ると北方の展望が開けるポイントがある。そこまで刈払いが行われている。早池峰山、石上山、そして御料局三角点のある寺沢高原もきれいに見えている。更に尾根を下ってみる。土塁はなさそう。ササヤブが茂っているから大きく柱石頭が出ていないと見つけるのは難しそう。見出標もなし。100mほど下って引き返す。
方向が違うかも入れない。境界標が有ったとすると、南面か北面に下るのかもしれない。どちらにしても藪なので見つけるのは難しそう。
↓石上山方面
↓早池峰山と寺沢高原
↓石上山と大垂水
下山の途中、尾根鞍部付近から北側に刈払いされた道を進んでみる。こちらにも石碑があった。湯の文字だけ読み取れる。山頂に出羽の石碑があったところを見ると、こちらの石碑は湯殿山だろうか。
石碑の正面から石段が下っている。数段から下は藪に埋もれている。かつては登山道が続いていたのかもしれない。
山頂から下って界乙三四二の続きを探してみる。しかし見つけることはできなかった。
11:25分下山する。
登山口→46分→笠通山山頂
↓山頂北側の石碑
↓GPSトラック
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所在地 岩手県遠野市
標 高 869.2m
笠通山には2010年12月に登っている。その時は10cmほどの積雪があったので、山頂の三角点以外の標石には気がつかなかった。その後ネットで宮マークの付いた標石があることに気がついた。一昨年の8月、確認のために登っている。しかし車を出た瞬間からアブの大群にまとわり付かれ、写真を数枚撮って退散している。
木々が落葉して視界が良いこの時期に、再度標石確認に出かけてみることにする。
今回は登山口への最短ルート、長泉寺方面からの林道を利用してみる。国道283号から笠通山南麓の長泉寺へ向かう。長泉寺を右に見て進むと約1.3kmで舗装路は終わる。その先は砂利林道を登る。四駆の乗用車なら登れそうな林道。路面路肩ともに良好。
↓国道283号から長泉寺方面へ進む
↓笠通山を眺める
国道から約3.2kmでT字路に到着。正面に鳥居があり、境内に山神様の石碑が祭られている。右脇にはプレハブ小屋があり、鳥居の左側にあるパイプから、湧水が勢い良く流れ出している。林道下には湧水が流れ込む池がある。林道T字路の右側には駐車スペースがある。
↓T字路の正面に山神神社
↓山神様に参拝する
T字路を左に進み約200mで右に林道が分かれる。登山口への案内はないが、この林道が登山口に続く車道になる。しかし幅が狭く、すれ違いの待避所も少ない。路肩路面ともに荒れ気味なので、乗用車は乗り入れないほうが良い。
そのうえ登山口の駐車場が狭くて、方向転換が困難。車高が高めの軽四駆までだと思う。山神神社の駐車場に止めて歩いたほうが良さそう。今日は軽トラなので登山口まで進入してみる。荒れた林道を約2.8kmで登山口に到着する。
↓右の林道へ進む
↓登山口の駐車スペースは狭い
9:11分 登山口出発
車は他に止まっていない。登山口から尾根まで鉄パイプの手すりが設置されている。赤松混じりの雑木林を登る。登山道は刈払い整備されている。たぶん今年の整備のように見える。
↓登山道を登る
9:18分 宮標石着
山頂稜線の手前で登山道脇に宮標石があった。文字を確認してみると。界乙三四二、裏面に宮マークがある。宮標石発見!登山道の刈払いのおかげで早々に一本目を見つけることができた。標石の写真と座標値を記録しておく。
↓宮標石を見下ろす
↓界乙三四二
↓裏に宮マーク
↓座標値
ひと登りすると山頂稜線の南端に到着。石碑と剣が奉納されている。石碑の文字は読み取れない。この付近で遠方の視界が開ける。東方には遠野市外と六角牛山、その左に権現山、奥には片羽山。南西方向には物見山とその奥に五葉山。南には二郷山、御料局三角点のある角森山。北西方面には和賀山塊が白く見えている。
↓石碑
↓六角牛山方面
↓物見山方面
↓二郷山方面
↓和賀山塊
狭い稜線上の登山道を進むと、二本目の宮標石があった。こちらは界乙三四〇、数字が若くなってゆく。
↓界乙三四〇
↓石碑から界乙三四〇を振り返る
↓界乙三四〇
↓座標値
稜線の鞍部付近に3本目の宮標石があった。こちらは界乙三三九。
↓界乙三三九があった
↓界乙三三九
↓座標値
山頂三角点の手前にも4本目の宮標石があった。こちらは文字がはっきりしない。「村○點一一」村堺點だろうか?笠通山山頂は旧宮守村と遠野市の境界線が通っているから、境界標があってもおかしくはないのだが。はっきり読み取れるのは一一だけ。裏面に宮マーク、側面に文字はない。
↓山頂の手前に4本目の宮標石
↓文字が読めない
↓座標値
↓山頂手前に三笠山の石碑
9:57分 笠通山山頂到着
山頂もきれいに刈り払われている。広場中央に三等三角点がある。その北側に四隅が切り落とされた×刻印の標石も見えている。文字を確認すると柱石南面に御料局三角点が刻まれている。裏面には三等。三等三角点から北に1.6mの距離。予想もしなかった宝物があった。文字確認のため標石の根元を掘ってみると、有刺鉄線が標石に巻きついている。笠通山はかつて馬の放牧場だった・・と言われているが、その当時の牧柵の名残なのだろう。
↓御料局三角点(手前)と奥に三等三角点
↓御料局三角点
↓裏面に三等
↓座標値
↓山頂の石碑には出羽の文字
これで笠通山に御料地があったことが確認できた。この先の宮標石がどうなっているのだろう?尾根を北に向かって下ってみる。少し下ると北方の展望が開けるポイントがある。そこまで刈払いが行われている。早池峰山、石上山、そして御料局三角点のある寺沢高原もきれいに見えている。更に尾根を下ってみる。土塁はなさそう。ササヤブが茂っているから大きく柱石頭が出ていないと見つけるのは難しそう。見出標もなし。100mほど下って引き返す。
方向が違うかも入れない。境界標が有ったとすると、南面か北面に下るのかもしれない。どちらにしても藪なので見つけるのは難しそう。
↓石上山方面
↓早池峰山と寺沢高原
↓石上山と大垂水
下山の途中、尾根鞍部付近から北側に刈払いされた道を進んでみる。こちらにも石碑があった。湯の文字だけ読み取れる。山頂に出羽の石碑があったところを見ると、こちらの石碑は湯殿山だろうか。
石碑の正面から石段が下っている。数段から下は藪に埋もれている。かつては登山道が続いていたのかもしれない。
山頂から下って界乙三四二の続きを探してみる。しかし見つけることはできなかった。
11:25分下山する。
登山口→46分→笠通山山頂
↓山頂北側の石碑
↓GPSトラック
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