やっちゃん日記・山行記録集

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<<   作成日時 : 2012/02/26 18:09   >>

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山行日  2012年2月21日(火)曇りのち晴れ
所在地  岩手県宮古市、大槌町境界
標 高  1116m


 2009年6月に土坂峠から白見山まで歩いている。その時土坂峠から北に向かって道が見えていた。この道はどこまで続いているのだろう?もしかしたら妙沢山まで続いているのかも・・? 少なくとも旧土坂峠までは通じている可能性が高い・・とは思っていた。妙沢山までは一本尾根だから藪が酷くなければ日帰り往復はできそう。何時かは登ってみたいと思っていた。
 冬期間は県道26号が通行止めになるものとばかり思っていたが、サンボトジ頭へ向かう途中、国道340号を通ったら通行止めになっていなかった。雪はまだ深そうだが、挑戦してみることにする。
 遠野市内から国道340号を宮古市川井方面へ向かう。立丸峠を越え小国の手前で県道26号へ右折して大槌町へ向かう。峠が近付くと左前方にこんもりとした妙沢山が見えてくる。土坂峠から妙沢山へ伸びる尾根、山頂まで約2.5kmの距離、雪の状態が気にかかる。

↓県道26号から妙沢山を眺める
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 土坂峠に到着。駐車スペースは半分以上除雪されている。止まっている車はない。長者森方面の林道には、半分雪に埋まったスキーのトレースが伸びている。長者森方面へ入る登山者がいるらしい。
10:20分  土坂峠出発
 土坂峠の駐車スペースに車を止めて、カンジキを履いて出発。県道を横切り尾根沿いに延びる境界見出標を追って林間を進む。左に三等三角点のなだらかなピークを見て、緩やかに下ってゆく。旧土坂峠は地図上で鞍部から少し登った尾根にあるらしい。鞍部から登り返し、夏道を辿って尾根の北側へ向かう。

↓土坂峠
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↓境界見出標に沿って進む
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 北斜面に出ると展望が開ける。尾根の北側斜面は広く伐採されている。再生した細い雑木の斜面に、重機道が続いている。この道、GPSで確認すると土坂峠を越える破線の道と一致している。荒れた重機道を進む。カンジキの沈み込みは20〜30cmほど。100mも進むと重機道は斜面を下ってゆく。右手の斜面を登り尾根の上を進む。
 帰宅してからGPSを確認してみると、トラックは破線の道に重なっている。旧土坂峠は、重機道が下り始める場所の尾根の上ということになりそう。旧土坂峠は細い雑木に覆われたなだらかな尾根になっている。雪の下に踏み跡が有るのかどうか判らない。

↓重機道を進む
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↓細い雑木の尾根を登る
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10:55分  標高810mピーク着
 810mピークの手前で細い雑木林は終わる。尾根の上には赤テープが付いている。ナラ主体の森には境界見出標も付いている。狭い尾根だからルートははっきりしている。
 南側にできた雪庇の端は雪が締まっていてカンジキが沈まない。しかし雪庇が途切れると重い雪にボソリボソリ足を沈めながらの前進になる。
 810mピークを過ぎて一旦鞍部に下る。登りかえして標高820m地点から、尾根の北側(左側)はカラマツ林になる。若いカラマツ林の中は、北風に吹き飛ばされて雪が浅い。カラマツ林を登る。小さいアップダウンを繰り返しながら登ってゆく。

↓810mピークから鞍部に下る
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尾根には境界見出標有り
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↓カラマツ林を登る
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11:27分  標高900m地点着
 標高900m地点まで登ると一旦北側の視界が開ける。雲に覆われていて遠方の山並みは見えないが、眼下に国道340号沿いの小国集落が見えている。

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11:45分  標高960m地点着
 カラマツ林が途切れて北西方向の展望が広がる。膝丈のササが茂る尾根に、小さな円筒タンクが乗った鉄塔が立っている。使われなくなった雨量計だろうか?
 登りの時には雲に覆われていて山並みが見えなかったが、下山時は晴れて展望が楽しめた。南に白見山、長者森、西にオーヅ岳、荒川高原、北西方向に早池峰山と薬師岳が雲に霞んで見えた。そして眼下には小国集落が見えている。

↓960m地点でカラマツ林が途切れる
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↓登ってきた尾根を振り返る
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 柳田国男著遠野物語の「六三話」に出てくる「マヨヒガ」の舞台になった旧小国村。六三話には「小国の三浦某といふは村一の金持なり。今より二、三代前の主人、まだ家は貧しくして、妻は少し魯鈍なりき。この妻ある日門の前を流るる小さき川に沿ひて蕗を採りに入りしに、よき物少なければしだいに谷奥深く登りたり。さてふと見れば立派なる黒き門の家あり。・・・以下略」と語られている。
 ということは、眼下に見える小国集落から何処かの沢を遡った山中に「マヨヒガ」は在ることになる。その「マヨヒガ」に通じる谷とはどのあたりだろうか?東か西か?西側の沢沿いと仮定すれば、小国川の支流が有力かもしれない。東側の沢沿いとすれば、足元に見える土沢集落の上流も、有力候補地と言えるかもしれない。そんなことを思いながら周囲の山々を眺めてみる。

↓雨量計だろうか?
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↓南方に白見山方面
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↓オーヅ岳方面
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↓荒川高原方面
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↓小国方面
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11:55分  標高1000m通過
 尾根の北側にカラマツ林、南側は広葉樹林、林床には短いササが茂る尾根を登る。次第に尾根が広くなり傾斜が緩やかになってゆく。もう雪庇は無い。カラマツ林の中も雪が深い。重い雪に30cmの穴を開けながら進む。

↓赤テープ有り
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↓カンジキトレース
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12:35分  三角点着
 標高1100m地点、平坦な山頂の西の端に到着。この辺りに三等三角点があるはず。周囲の林間を見渡してみるがプレートは見えない。赤テープが山頂方向へ続いているだけ。GPSで三角点座標を確認しながら探してみる。カラマツ林の境界付近に小さい広場がある。雪の上に細い切り株の先が数cm突き出している。足で雪を一蹴りすると細くなった白杭が現れた。三角点発見!
熊にかじられてボロボロになった白杭。積雪は40cmほど。もう5cm積雪が多かったら諦めていただろう。近くの枝に赤テープを付けて雪を埋め戻す。
 三角点から山頂までは300m弱の距離。広い尾根を進む。

↓三角点付近の森
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↓三角点を掘り出す
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↓三等三角点
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↓三角点座標値
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13:05分  妙沢山山頂到着
 広く平坦な山頂に到着。木の幹に青白のプレートが見つかった。しかし藪山のプレートが見当たらない。GPS画面を見ると設定した山頂は40mほど先になっている。付属地図に記載された山頂のポイントに向かう。

↓青白プレート山頂
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13:10分  山頂着
 地形図上の山頂に到着。周囲を見渡してもプレート、赤テープは見えない。赤テープの山頂は青白プレートの場所だったらしい。しかし藪山のプレートが見つからないのが気にかかる。地面に落ちている可能性も考えられるが、そうだとすれば藪山の山頂ポイントはどこだろう?
 今までの経験では青白プレートから大きく離れた場所に設置するとは思えないのだが・・。山頂に三角点が無くて、目標となる岩や地形が無い山の場合、登頂達成の基準が悩ましい。もしかしたら妙沢山の東700m地点にある、1130mピークにプレートがあるのかもしれない。
 計画では1130mピークまで行く予定だったのだが、雪が深いので断念する。妙沢山を双耳峰とみれば主峰は1130mピークになってしまうだろう。機会があったら確認してみたいと思う。15:00分土坂峠戻る。

土坂峠→35分→810mピーク→50分→標高960m地点→50分→三角点→30分→妙沢山山頂
土坂峠→2時間45分→妙沢山山頂


↓地図上の山頂地点の森
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↓GPSトラック
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