臼木山

山行日  2011年8月」1日(木)晴れ
所在地  岩手県宮古市
標 高  85.7m


 東日本大震災の影響で休業していたみやこ浄土ヶ浜遊覧船が7月16日より運行を再開しているという。隣接する浄土ヶ浜マリンハウスも同じく営業を再開しているとのこと、こんな時期に被災地へ観光に出かけるのは非常識という気持ちが無いでもないが、それにも増してこの目で確認したいという気持ちも強い。浄土ヶ浜も整備されて観光客の受け入れを始めているというから、意を決して出かけて見ることにする。
 遠野市から国道340号を北上、山の下見をしながら土坂峠を越えて大槌へ下る。6月に側溝の泥上げボランティアで訪れた吉里吉里郵便局付近、がれきを積んだ大型トラック、復旧工事関連の車がいきかっているが、復興の兆しはまだまだ。
 国道45号を北上して宮古市へ向かう。沿岸では警察機動隊が行方不明者の捜索を行っている。猛暑のなか大変な作業、ほんとうに頭が下がる。
 宮古市街を通過して北上、日影町で県道248号へ右折して浄土ヶ浜へ向かう。10時50分浄土ヶ浜第一駐車場に到着。遊覧船の出発時刻は12時だという。それまでに浄土ヶ浜見物に向かうことにする。臼木山登山は遊覧船下船後だが、先に登山記事を書き込んでみる。

↓第一駐車場から階段を登る
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13:05分  第一駐車場出発
 標高わずか85mの山だから登山ではなくて散歩といったところ。第一駐車場の車道向かいに上り口がある。登り口に「浄土ヶ浜自然歩道」の案内板が立っている。擬木で作られた階段を登ってゆくと間もなく道が左右に分かれる。どちらへ進んでもこの先で合流するのだが、左の道へ進む。ベンチの休憩場を左にみてさらに登ると、右から歩道が合流する。これがさっき分かれた道だろう。更に登ると東屋が見えてくる。

↓上り口の案内板
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↓駐車場を振り返る
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↓ベンチ
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↓整備された道を登る
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13:10分  東屋着
 東屋まで登るともう上りは無い。シャクナゲ、ツツジ、桜など色々な樹木の植え込まれた平坦な尾根を進む。尾根の左右に歩道があるが、尾根の上は草が刈り込まれているからどこでも歩ける。

↓東屋
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13:13分  臼木山山頂到着
 臼木山の山頂に到着。三角点の柱石は頭部分がかなり磨耗していて等級が判別できない。山頂からの展望はなし。周囲は殆どが広葉樹なので、落葉期には宮古湾方面の展望が開けるのかもしれない。臼木山は展望を楽しむ山ではなくて、花を楽しむ山らしい。
 案内板によると、全国的な桜の名所になるように八重桜を中心に100種類800本の桜が植えてあり、4月中旬から5月中旬にかけて開花するという。その他白いこぶしの花、カタクリ、シャクナゲ、ツツジも楽しめるという。

↓山頂
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↓三角点
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 帰路はトイレ方面へ下り県立水産科学館へ向かう。県立水産科学館からは県道を歩いて13:29分第一駐車場へ戻る。
第一駐車場→8分→臼木山山頂

↓トイレ方面へ下る
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↓県立水産科学館
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浄土ヶ浜と遊覧船
 第一駐車場から浄土ヶ浜へは、無料のバスが30分間隔で運行されている。それも今では珍しいボンネットバス。懐かしいから乗ってみる。岩手県北バスのボンネットバスといえば、30年ほど前、八幡平で春スキーのリフト代わりに八幡平頂上駐車場と藤七温泉の間を走っていた雪渓号と白銀号を思い出す。このバスはそのどちらかのはず。  バスの側面には白地に「浄土ヶ浜号」の文字。古い車名を塗りつぶしてある。それにしても懐かしい。

↓ボンネットバス
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↓浄土ヶ浜に到着
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 浄土ヶ浜に到着。津波が押し寄せて瓦礫が散乱した写真を新聞などで見ていたが、浜は綺麗に片付けられている。水中を透かしてみても瓦礫は見当たらない。まだガラス片などが残っているから遊泳はできないということだが、これほど綺麗に復活しているとは予想外だった。レストハウスは休業中だが、外のテントでイカ焼を販売している。

↓浄土ヶ浜
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↓レストハウス
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 浄土ヶ浜から海岸沿いに続く遊歩道は震災の影響で通行止めになっている。車道を歩いて遊覧船発着所の小石浜へ向かう。浄土ヶ浜マリンハウスから遊歩道のトンネルをくぐり小石浜に到着、切符(大人1220円、子供610円)を買って遊覧船を待つ。

↓車道から浄土ヶ浜を見下ろす
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↓浄土ヶ浜マリンハウス
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↓遊覧船発着所
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↓遊覧船の出発を待つウミネコ
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12:00分 遊覧船出発
 3.11の津波当時、沖に避難して無事だった第16陸中丸に乗り込む。乗客は423人の定員に20人ほど。遊覧船が動き出すとウミネコとカモメが一斉に飛び立つ。お目当てはウミネコパン(100円)、パンをちぎって指先に持っていると素早くついばんでゆく。
 遊覧船と併走するウミネコ、1mもない距離に赤いくちばし、指先を見つめる小さな目がなんともかわいい。

↓遊覧船を追いかけるウミネコ
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 遊覧船は浄土ヶ浜から宮古湾北端の姉ヶ崎までを40分で往復する。途中にある蛸の浜、日出島の両漁港を眺めながら北上してゆく。津波で破壊された防波堤と沈下した岸壁、20mの高さまで駆け上った津波で土台だけになった住宅が痛々しい。

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↓ロウソク岩
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↓潮吹岩
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 天然記念物のロウソク岩、潮吹穴は健在。姉ヶ崎でUターン、復路で日出島の地層を見物、地層の中に一億5千万年前?の貝の化石が発見されたところから、太古は海底だったという。
 下船後は御台場展望台から浄土ヶ浜を眺め、その後臼木山に登って帰路についた。

↓姉ヶ崎が見えてきた
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↓北方に田老、真崎方面
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↓復路で日出島と月山
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↓浄土ヶ浜と月山
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↓御台場展望台
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↓御台場展望台から浄土ヶ浜
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↓御台場展望台から太平洋
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