やっちゃん日記・山行記録集

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zoom RSS 二ツ岩山

<<   作成日時 : 2011/03/17 21:19   >>

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山行日  2011年3月9日(水)曇り
所在地  岩手県遠野市
標 高  655m


 二ツ岩山は、遠野物語三六話に、登場する二ツ石山のことらしい。三六話では「前略・・二ツ石山は岩山なり。ある雨の日、小学校より帰る子どもこの山を見るに、処々の岩の上に御犬うづくまりてあり。やがて首を下より押し上ぐるやうにしてかはるがはる吼えたり。正面より見れば生まれ立ての馬の子ほどに見ゆ。後ろから見れば存外小さしといへり。御犬のうなる声ほど物凄く恐ろしきものはなし。」と語られている。明治時代まで遠野の里山には、普通に狼が生息していたのだろう。
 遠野市街から国道340号を立丸峠方面へ向かう。土淵町から山口集落へ向かう。集落奥にある水車の駐車場に到着。この場所に車を止めて出発する。

↓山口の水車は休止中
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10:10分  山口水車駐車場出発
 山口の水車は止まっている。駐車場のトイレも冬期間使用できない。右前方に二ツ岩山を見ながら集落の奥へ進む。最後の民家を過ぎると砂利道に変わる。100mほど林道を進むと右に林道が分かれる。

↓水車駐車場から集落の奥へ進む
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↓右に二ツ岩山を見ながら進む
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10:15分  林道分岐着
右の林道へ進み、金堀沢を渡って杉林の中を緩やかに登ってゆく。林道の積雪は20cm程度、硬く締まったつぼ足のトレースが奥へ続いている。杉植林地の枝打ち作業へ向かった作業員の方たちのものだろう。カンジキは持ってきているが出番は無い。つぼ足で進む。

↓右の林道へ進む
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↓金堀沢を越えて進む
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↓杉林の中を登る
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10:30分  伐採跡地着
 右の急斜面山肌が尾根の上まで伐採されている。二ツ岩山山頂は、伐採斜面の奥の方にあるらしい。二ツ岩山には登山道が無いらしいから、登り易そうな斜面を探してみる。右斜面には伐採作業に使われた重機道が、尾根に向かって続いている。(そちらの作業道は下山の時に確認してみたところ、尾根の上まで続いていた。この重機道を登るのが安全確実なルートになる。)しかし、少し遠回りな感じがする。

↓伐採跡の斜面、山頂方向を見上げる
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↓右に折り返す重機道入口
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↓重機道入口を振り返る
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 右に折り返す重機道を過ぎて少し進むと、右から流れ下ってくる小沢沿いに作業道が伸びている。この道を登ると尾根に近道ができそう・・と判断して右の作業道へ進む。しかし100mほど進むと作業道は沢の中に消えてしまう。標高はいくらも稼げなかった。右の急斜面を登ることにする。ザクザクの雪斜面を登る。斜面上部は雪が無くなる。まだ青い葉をつけた杉の枝が散乱している。昨年の晩秋に伐採されたのだろう。

↓沢沿いの道が無くなり、右の斜面を登る
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10:44分  重機道着
 急斜面の上部で重機道に合流する。登ってきたルート、近道はできたが危険な急斜面だった。この先は尾根の上に向かって重機道を登る。振り返ると東方に権現山(死助)と、ピークを挟んで左遠方に貞任高原の風車群が小さく見えている。南方には六角牛山も見える。

↓重機道に合流する
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↓重機道を登る
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↓東方の山並みを眺める
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↓南に六角牛山
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10:50分  重機道終点着
 尾根に突き当たって重機道は終わる。伐採斜面はここまで、カラマツ林を右に登り尾根の上に出る。この先はカラマツと雑木の尾根を登って行く。尾根沿いにトレースが付いている。よく見ると鹿の足跡、この尾根は獣道になっているらしい。

↓重機道終点
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↓尾根を登る
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11:09分  境界見出の尾根着
 右(北側)から登ってくる尾根と合流する。北側から登ってくる尾根上には、境界見出標が付いている。境界見出標を追って尾根を左へ登る。尾根の右(北側)はカラマツ林、左は雑木林、なだらかな斜面を登る。

↓境界見出の尾根に合流
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↓なだらかな尾根を登る
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11:20分  二ツ岩山山頂到着
 南西斜面が落ち込んだ山頂に到着。南から西斜面にかけて伐採され、展望が開けている。南西方向に物見山から貞任山、男火山、女火山方面の山並みが見えている。その遠方に見えるはずの種山高原は雲の中で見えていない。西方には石上山から笠通山方面、そして遠野市街が小さく見えている。山頂から尾根を西へ少し下って行くと、北方の早池峰山方面がわずかに見えてくる。しかし早池峰山は雲に隠れてよく見えない。

↓山頂に到着
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↓山頂から南西方向
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↓南に六角牛山
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↓西に石上山方面
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↓石上山
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 二ツ岩山の山頂には三角点が無いし、プレートも見当たらない。山境界の標石があるだけ。GPS画面では、この場所が地図上の二ツ岩山山頂で間違いはない。遠野物語では大岩がゴロゴロしている・・というような記述があったのだが、ここまで尾根の上には大岩が見当たらなかった。この場所は標高655m、ここから尾根を南東方向へ進むと次第に標高が高くなる。次のピークは標高670m、その次のピークは690mになる。もしかすると山頂プレートは、670mピークに付いているのかもしれない。とりあえず次の670mピークまで行ってみることにする。
 一旦鞍部に下り緩やかに登り返す。雑木とアカマツの尾根を登って670mピークに到着する。

↓南東の670mピーク方向
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↓鞍部から上り返す
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11:38分  670mピーク到着
 アカマツと雑木の平坦なピークに到着。山頂プレートを探して見るが見当たらない。大きな岩も見えてこない。次の690mピークに山頂プレートがあるのだろうか?遠野物語三六話の舞台になった場所はここでいいのだろうか?ここまで大岩が見当たらなかった事が気にかかる。

↓670mピーク
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↓GPSトラック
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 下山は九十九折の重機道をシュートカットして下る。麓の方から放送の声が聞こえてくる。時間はちょうど正午、お昼の放送だろうか?「念のため火の元に気をつけてください・・・」と言っている。どうやら強い地震があったらしい。全く気が付かなかった。12:32分下山する。
 真っ直ぐ帰宅すると、沿岸部で小さな津波が観測されたという。大船渡で60cm。内陸でも大きな揺れだったという。夜のニュースでは、養殖いかだに被害があったと報じている。まさかこの地震が、3月11日午後2時46分発生の、「東北地方太平洋沖地震」の予兆だったとは・・。東北関東大震災で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。そして亡くなられました方々のご冥福をお祈り申し上げます。


山口水車駐車場→5分→林道分岐→15分→重機道入口→20分→重機道終点→19分→境界見出尾根→11分→二ツ岩山山頂
山口水車駐車場→1時間10分→二ツ岩山山頂




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