やっちゃん日記・山行記録集

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zoom RSS 岩銅長峰・宮境界

<<   作成日時 : 2010/12/13 22:10   >>

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山行日  2010年12月10日(金)
所在地  岩手県盛岡市薮川
標 高  1011.8m


 盛岡市薮川に珍しい標石(宮境界)があるという情報を、標石研究家の舘沢様に頂いている。たぶん薮の中に埋まっているのだろう。しかし林道から近い場所にあるらしいから、探しやすいかもしれない。宮境界の近くにあるピーク、二等三角点、点名「岩銅長峰」の登頂と合わせて挑戦しようと思う。

 盛岡市街から国道455号を岩泉町方面へ向かう。左に岩洞湖を見て進むと、岩手県農業研究センター「小石川試験地→2km」の案内板が立っている。更に約1.5km岩泉町方面へ進むと、右へ岩洞林道が分かれる。岩洞林道へ入り約3.5km進むと左に林道が分かれる。この場所に車を止める。

↓林道を進む
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↓林道別れに車を止める
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12:55分  林道出発
 林道分岐から国道方面へ戻りながら、歩きやすそうな斜面を探してみる。山頂方向の尾根は雑木とカラマツの混合林、林床をササがびっしり覆っている。腰高のササが雪をかぶって手前になびいている。比較的歩きやすそうな尾根沿いの斜面に取付く。ササを踏み倒しながら慎重に登る。

↓林道を少し戻って尾根斜面に取付く
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↓ササ薮の斜面を登る
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斜度が急になるとササ藪の無い赤松の疎林に入る。急斜面を登りきると左から土塁が登ってきているような地形が現れる。ここが宮境界のポイントかな・・とGPSを確認してみる。しかしここでは無かった、もっと先になる。
ササ薮が途切れたのはほんの少しの間だけだった。この先はササ薮に覆われた、緩やかで広い尾根が続いている。

↓ササ薮が一旦途切れる
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13:12分  土塁が始まる
 左から境界見出しの赤ペンキが合流する。この先は尾根の上に土塁が伸びている。地図上では左から土塁が上がってきて、直角に曲がり尾根に続いている。左斜面の境界見出し方向もササ薮だが、土塁の盛り上がりが良く分からない。この場所に境界見出標「石標120」が付いている。
 目指す宮境界はこの近くなのだが、先に山頂の二等三角点を確認に向かう。ほぼ平坦な尾根を土塁に沿って進む。足元には機械で刈払われた様に見えるササの切株が残っている。ここ数年以内に刈払いが行われたのかもしれない。しかしこんな場所を歩く登山者がいるわけもなく、踏み跡の無いササ薮を進む。

↓石標120地点着、ここから土塁が始まる
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↓境界見出標「石標120」
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13:14分  最初のピーク着
 なだらかな尾根の小さなピークに到着する。境界見出標「120−1」 棒が立っているので根元の雪を掘ってみると石の境界杭が現れる。一旦数メートル下って平坦な薮尾根を進む。

↓土塁に沿って赤ペンキが続く
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13:37分  三角点着
 GPSで座標を確認しながら平坦な尾根をだらだら歩く。数メートル盛り上がったピークに登るとGPSの三角点位置と一致する。ここが二等三角点「岩銅長峰」に間違いない。だらだらと長い山頂尾根だった。点名の長峰の意味が良く分かった。

↓三角点に到着
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 この場所に「見出標122」が近くの幹に貼り付けられている。草むらの中に赤ペンキが塗られた棒が立っている。根元には境界の石杭があった。二等三角点は藪の中で見えない。石杭から4.8m南東地点を探して見ると見つかった。境界杭に棒が立っていたから簡単に見つかったが、これが無かったらGPSが有っても三角点探しはかなり苦労しそう。宮境界も薮の中だとすると、見つけられないかもしれない。そんなことを考えながら「石標120」まで戻る。

↓三角点の境界見出標
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↓草むらに三角点
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 地図上の土塁は「石標120」から直角に曲がり西へ下ってゆく。境界見出の赤ペンキもそちらへ続いているから、GPSで座標を確認しながらササ薮を下ってゆく。
(石標120も宮標石だった、記事はこちら→宮標石・界甲一二〇

↓「石標120」から西へ下る
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14:00分  宮境界着
 宮境界の座標と一致する場所まで下ると、先に赤ペンキが塗られた棒が立っている。ここまで「石標120」から約50m。棒の根元の雪を靴で払ってみると、見覚えのある石柱の頭が現れた。12cm角、対角線方向に×印、御料局三角点と同じ形状。宮境界石を見つけた。この場所の境界見出標には「石標119」と書いてある。

↓宮境界が見つかった
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↓宮境界の境界見出標
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 宮境界石は頭の上だけが見えている、文字は全く見えない。文字を確認するためにミニシャベルで地面を掘ってみる。柱石の南面には「宮」の変形文字、北面には「界甲119」の文字が刻まれている。宮境界石に間違いなし。

↓地面に宮境界の頭
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↓南面に宮の文字
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↓北面に界甲119の文字
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 境界見出標の番号と宮境界石の番号が同じところを見ると、この宮境界石は現在も森林境界杭として活用されているのだろう。林道からササ薮斜面を眺めて、この薮の中に埋もれていたのでは見つけられないかも・・と半分以上諦めていたから、予想以上の成果に大満足の山行になった。情報を下さった舘沢様に感謝です。
14:32分 下山する。

林道→42分→二等三角点
林道→18分→宮境界(林道から直接向かった場合)


↓GPSトラック
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