やっちゃん日記・山行記録集

アクセスカウンタ

zoom RSS 長者森〜白見山

<<   作成日時 : 2009/06/06 20:28   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 0

山行日 2009年6月2日(火)晴れ
所在地 岩手県大槌町、川井村、遠野市境界
標 高 長者森 1010.5m
     白見山 1172.6m


 遠野市から国道340号を川井村へ向う。立丸峠を下ると右に新田牧場が見えてくる。新田牧場入口に車を止めて長者森と白見山へ続く稜線を眺める。長者森はすぐ目の前に見えている。地形図を見ると、長者森と白見山をつなぐ稜線の鞍部に向って新田牧場の中を林道が伸びている。その林道の入口を探してみたが、車が入れそうな林道は見えてこない。たぶん牧場内の農道なのだろう。牧場の中にはすでに牛が放牧されているから、車の乗り入れはできないだろう。

↓新田牧場入口から長者森を眺める
画像
















新田牧場からさらに国道340号を下ると、右に県道26号線が分かれる。県道26号を大槌町へ向かう。国道340号T字路から約4km進み土坂峠に到着する。
長者森へ向う前に、峠のすぐ北側にある標高757.6mの三角点を確認してみる。峠から北側に続く歩道を50mほど進むと、左側の高みに標石があった。三等三角点の文字を確認して峠に戻る。

↓土坂峠に到着
画像
















↓土坂峠の三等三角点
画像




















8:17分  土坂峠出発
土坂峠の南側に駐車スペース(約20台弱可)があり、立木に「こだまの駅・遊々の森」と書かれた板がくくり付けられている。そしてその奥に長者森方面に向って林道が続いている。登山口を示す案内板等は見当たらない。林道には車が上って行ったわだちが見えるが、路肩が荒れているので峠に車を止めて林道を歩く。周囲は若い広葉樹の森。峠で出会った山菜取りの男性のお話によると、土坂峠から白見山にかけて稜線の西側は民有地で、50年ほど前までこの辺りには馬の放牧場が広がっていたのだという。それが軍用馬や農耕馬の需要が廃れていくにつれて放牧場も荒れてしまい、今ではすっかり森に戻ってしまったということらしい。細い木々が多いから二次林だという想像はつくが、この森を馬が駆け回っていたとはなかなか想像しがたい。

↓峠の駐車場から林道を進む
画像
















8:28分  登山道入口着
林道はこの先下りになる。この場所には車が方向転換するぎりぎりのスペースしかない。車が進めるのはここまで、この先は荒れているし、倒木もあるので車は進めない。ここから右手の森の中に向かって登山道が始まるのだが、案内表示板などの目印は全く無くて、登山道の入口を見落としてしまった。林道にも踏み跡がついているので、間違いに気づかずに林道を進む。

↓登山道入口
画像
















8:35分  林道終点着
 荒れた林道の終点に着いた。この先も踏み跡が続いている。まもなく枯れ沢に行き当たって踏み跡が消えてしまう。枯れ沢沿いに尾根を目指して登ると登山道が見つかった。登山道は踏み跡がはっきりしているが、枝道がいくつも分かれるので注意が必要。この先白見山までコースの目印テープなどは無いに等しい。長者森まで標高差250m、一時間足らずのハイキングコースなのだが、視界の悪いときには地形図とコンパスがあると心強い。
 なだらかな森の中の道、足元にはベニバナイチヤクソウ、そして満開の山ツツジを楽しみながら進む。

↓登山道
画像
















↓ベニバナイチヤクソウ
画像
















↓ニリンソウ
画像
















↓満開のヤマツツジ
画像
















9:07分  展望が開ける
 木々が途切れて正面に長者森が見える。振り返ると早池峰山と薬師岳も見えている。この先は少し下ってから長者森へ向って登りになる。

↓長者森が見えてきた
画像
















↓早池峰山と薬師岳
画像
















9:26分  長者森山頂到着
 なだらかな山頂に到着。ダケカンバの幹に山頂プレートが見える。そして草むらには三角点標石が二本あった。一本は三等三角点、そしてもう一つには「主三角・」と刻み込んである。三角の下の文字は土の中で見えないが、「主三角点」で間違いないだろう。帰宅してからネットで調べてみると「主三角点」とは、林野庁の前身である農商務省山林局が国有林の境界を定める為に設置した基準点だという。柱石の太さはどちらもほとんど同じだが、主三角点の方は上面の四隅角が少し丸みを帯びている。国土地理院の前身である陸地測量部が設置した三角点があれば、わざわざ農商務省山林局が主三角点を設置する必要はないはずなので、主三角点の方が先に設置されたものだろう。土坂峠で会った男性から新田牧場には昔、金鉱山があったという話も聞いている。それに長者森の山名からも想像できるように周辺には金鉱山が他にもあったかもしれない。そんな関係から国有地の境界を早い時期に画定する必要があったということなのだろうか。白見山の一等三角点埋設が明治31年、長者森の西隣のオーヅ岳二等三角点が明治40年埋設だから、長者森の三等三角点は明治末の設置かもしれない。そうなると主三角点が先行埋設されたこともうなずけるような気がしてくる。

↓長者森山頂
画像
















↓三等三角点
画像
















↓主三角点
画像
















長者森〜白見山2へ   山行の記録へ   やっちゃん日記トップへ


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい
長者森〜白見山 やっちゃん日記・山行記録集/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる